高岡市

清水町水道公園(高岡市水道公園)

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・清水町水道公園(高岡市水道公園)の概要

住所 : 富山県高岡市清水町1丁目7

案内板には清水町水道公園と書いてあるのですが、Googleマップでは高岡市水道公園とあるので、併記しております。
「高岡市水道公園」で検索すると、水道つつじ公園が検索結果に出てくるのですが、そちらとは別です。

高岡市の社会福祉協議会館の駐車場横にある公園です。
ここは登録有形文化財の清水町配水塔資料館の一部であり、旧配水塔、旧第3源井上屋、水源地水槽から成っています。公園は水源地水槽の上の部分です。

それぞれの説明は後にとっておくとして公園の方は階段で少し上っていくところにあります。かつては配水池として使われており、犬養毅の毛筆で「鍾水宝物」などと書かれた銘板が設置してあります。水がさかんに集まり、物が豊かになるということだそうです。災害の際は応急で給水できるようになっています。

この上の部分の公園は、ゲートボール場としても利用されています。
木々が多めで雪囲いがしてあるなど、管理が行き届いている印象。ベンチが多めなので休憩できる人も多いのは、ゲートボールの参加者を念頭に置いているのでしょう。

駐車場は協議会館と共通しているようです。停められる台数もそこそこありますが、協議会館が開いている時間帯は混雑も予想されます。私は日曜日に来ましたので余裕で停められました。

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・清水町水道公園(高岡市水道公園)に行ってみての感想・備考

高岡市医療福祉協議会の敷地内ということで、長々とウォーキングしていていいのだろうかという疑問はあります。公園内は地図で見たときの印象ほど広いわけではなく、一周すること自体は割と早い時間で済みます。階段の上り下りはありますが。

どちらかというと、木々を見て楽しめるような場所です。水路もありましたが、普段は水が流れているのでしょうか。私が行った冬は流れていませんでした。

ここに来たならば、やはり旧配水塔と旧第3源井上屋も見逃せません。見ていかれることを勧めます。

旧配水塔は下の写真にもありますが、30メートルほどあるなかなか高い塔です。ポンプを使って正常な水を5階の貯水槽まで送り、高さからくる落差を利用して市内各地に水を送っていたという仕組みなのですね。
高岡市の配水のシンボルで、今は中が資料館となっています。私も入ってきました。無料なのが嬉しい。富山県内の排水の歴史なんかがわかって興味深かったです。県内で最初に配水が整備されたのは砺波市だそうで。

旧第3源井上屋の方は、「井上屋」の読みは「いのうえや」ではありません。旧第3源井までがセットで、「きゅうだいさんげんせい」。そして「上屋」が「うわや」です。地下水をくみ上げていた源井(≒深井戸)の上にできた構造物で、外壁はレンガだそうです。扉がありますが、私が行ったときは中に入れませんでした。

配水について知ることもできるスポットとして、なかなか面白い公園でした。

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・清水町水道公園(高岡市水道公園)へのマップ

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