倶利伽羅県定公園
・倶利伽羅県定公園の概要
住所 : 富山県小矢部市埴生
富山県小矢部市と、石川県津幡町の県境に位置する公園です。
地図やナビで調べると津幡町の住所が出てくることもあり、場所が違うのかなと迷ったのですがほぼ正解でした。山の方に位置しますが、さほど山奥というわけでもありません。道も舗装されていますしね。
ただ場所的には2か所に分かれているのか、歴史館になっている「源平の郷 埴生口」と、火牛の像や扇のある「源平倶利伽羅合戦古戦場」とは結構離れていますので、あらかじめ位置関係を調べておくことをお勧めします。
かの源平合戦において、木曽義仲が牛の角に松明をつけて敵陣へなだれ込ませたという「火牛の計」の舞台として有名です。
「源平盛衰記」に伝えられているそうですね。
「源平倶利伽羅合戦古戦場」の方は桜の名所としても知られ、4月下旬には6000本の八重桜が見ものとなるほか、秋には紅葉が目を楽しませてくれます。
周辺には日本三大不動のうちの一つ、倶利伽羅不動寺などの旧跡のほか、木曽義仲が戦勝を祈願した埴生(はにゅう)護国八幡宮もあります。後者は勝負運を高めてくれるスポットとしても人気があります。
駐車場は小矢部市側にも津幡町側にもあります。お花見の時期にどれだけ来訪者があるのかは定かではありませんが、それ以外の時期は比較的余裕を持って停められると思います。
・倶利伽羅県定公園に行ってみての感想・備考
最初に「源平の郷 埴生口」に行って、おおまかに歴史について学んでからいよいよ公園へ向かいました。
そこでは木曽義仲や巴御前がテーマのアニメーション作品「猛将木曽義仲 乱世に開いた希望の花」をP.A.WORKSが手掛けていたのも初めて知りました(ポスターがあった)。えらく美形なんですよね。
小矢部市は木曽義仲の大河ドラマ化を願っているそうで、そこかしこで木曽義仲が推されています。
それはさておき、桜の季節より少し早かったためでしょうか、それほど人でごった返してはおらず、落ち着いて散策することができました。
小矢部市から津幡町までの道は源平ラインとしてハイキングコースとなっており、山道を歩く事ができます。時間がたっぷりあればチャレンジしてみるのもまた面白そうです。
公園の方もなかなかの広さですが、どこからどこまでが公園かというのが少し判別しにくいですね。山の方なので上から街を見下ろした時の眺望もなかなかです。
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