立山博物館 まんだら遊苑
2016/12/29
・立山博物館 まんだら遊苑の概要
住所 : 富山県中新川郡立山町芦峅寺古屋敷15番地
立山町にある立山博物館、ここは付近一帯が資料館や展示館であるほか、歴史的建造物が複数ある観光名所なのです。
その中に今回ご紹介の「まんだら遊苑」はあります。
立山には立山曼荼羅という、立山信仰を絵解きによって広める掛け軸型の絵画があるのですが、その立山曼荼羅の世界を芸術作品や照明などで表したテーマパークが、「まんだら遊苑」です。
厳密には公園というわけではありませんが、敷地がかなり広く、ウォーキングと観光を両方できるスポットとして紹介いたします。
遊苑内は地界・陽の道・天界・闇の道のエリアに分かれています。地界は地獄をモチーフにした建物や仕掛けが数多くあり、まんだら遊苑が「地獄のようなところ」と認識されているのはこのエリアのインパクトが強いからでしょう。
陽の道は立山登山を追体験できるルートになっていて、美女杉や称名滝などが小さなオブジェとして備えられています。ここは全部屋外なので、最もウォーキングしている気分になれます。
次の天界との境目にて、なんと野生のニホンカモシカが出現しました。
天界は屋内が中心で、立山曼荼羅でいうところの浄土がイメージされています。芸術性が高く、視覚や聴覚で曼荼羅を感じられる設備になっています。天至界の中の天卵宮という瞑想空間もあります。
闇の道は天界から現実世界に戻るルートです。暗い道を進みます。
入場料金がかかりますが、展示館、遙望館、まんだら遊苑のセットの入場券を買うと少しお得です。
・立山博物館 まんだら遊苑に行ってみての感想・備考
まんだら遊苑は仕掛けが多くかなり楽しめました。
私以外のお客の数も結構いて、家族連れや年配のご夫婦の姿が見受けられました。カップルもいましたね。渋い趣味です。
まんだら遊苑メインで行きましたが、周辺施設も含めて立山展示館を全部回ろうと思っていました。
しかし敷地がかなり広いため、上映施設の遙望館は回れず。近くの閻魔堂と石造物群は見られました。
周辺一帯を歩く事ができ、ウォーキングの距離としては申し分ないでしょう。
ニホンカモシカが飼育されているかもしか園や合掌休憩舎、江戸時代の旧家など見所がたくさんありますので、駐車場に停めて歩いて回ることができます。
展示館は雄山神社祈願殿のすぐ側にありますので、雄山神社参拝も可能です。
展示館内も見どころが多く、特に第二展示室の「立山信仰の世界」の展示は心が落ち着きました。
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